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開催趣旨

 

細胞農業(Cellular Agriculture)とは、従来家畜や水産資源など動物個体から得ていた生産物を、特定の細胞を培養することで収穫する生産方法のことです(上画像、培養食料研究会ウェブサイトより)。今後の人口増加に伴い、持続可能な新しい食の生産体系として注目されています。「培養肉」をはじめ、サーモンやエビなどの「培養魚介」の研究開発も進められています。

 

日本国内では培養肉は市場に出ていませんが、昨年12月シンガポールにおいて、培養鶏肉の販売認可が下りたことを皮切りに、アメリカやイスラエルにおいて工業生産設備の開設と販売許認可に向けた動きが活発化しています。今後規制の確立と共に製品化や上市が進むことが予想されます。

 

当該分野のさらなる技術的発展に向けて、本イベントでは各分野の第一人者の先生方(清水 達也氏(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 教授)、竹内 昌治氏(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)、武部 貴則氏(東京医科歯科大学 統合研究機構 教授)、永井 健治氏(大阪大学産業科学研究所 教授)、古川 英光氏(山形大学大学院理工学研究科機械システム工学専攻 教授)(50音順)をお迎えし、再生医療から3Dプリンターまで最先端の研究内容をご講演頂くとともに、細胞農業の研究に取り組む学生の皆様、これから細胞農業に関わって下さる皆様による発表を企画しております。聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。

【特定非営利活動法人 日本細胞農業協会について】

日本細胞農業協会は、細胞農業が人々の理解と信頼のもとに社会普及することをミッションに掲げて、活動を行なう非営利団体です。教育事業、学会等の開催事業、細胞農業の普及啓発事業などを通じて、環境負荷の小さい持続可能な食料生産方法の確立を支援し、人々と地球・宇宙環境が共存できる社会を目指します。

 

【培養食料研究会について】

培養食肉の作製に取り組んでいるあるいは関心のある研究者が集い、培養食肉関連技術の進歩と安全安心そして美味しい培養食肉を早期に食卓に届けることを目的として、2019年6月に培養食料研究会を設立しました。本研究会は、各研究機関で行われている培養食料研究に関する最新の研究成果の科学的体系化を行い、相互の連携・融合を図ることでこの分野の研究を加速させ、新たな食品の栄養面と安全性に関する科学的根拠を提供します。これらを推進することで、将来的な食料不足の問題を解決し、持続可能な地球環境に資する食の共創に貢献することを目指します。